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今月の相談コーナー 毎月 経営に関する様々な疑問にお答えいたします

2009年7月号

融資を申し込んでから2ヶ月以上経過しているが、さっぱり進んでいないようです。どのように対処すべきですか?
融資の依頼を受けた時、まず断ることから出発するのが銀行員の習性です。

一、立場が違えば考え方も違う

この点では借り手の側とは、立場が大きく違うことを認識する必要があります。

「雨が降ると傘を取り上げ、お天気になれば傘を貸す」という皮肉は、この立場の違いを如実に表しています。一方的に、苦しいときには、黙っていても協力してくれる筈だという甘い期待を払拭することが銀行交渉の第1歩です。

長い付き合いが前提の銀行員の本音を探ることも経営者に必要な心得と云えるでしょう。

「総合的に判断して」と言われたから、じっと良い回答を待っているのですが。
「総合的に判断して」は、自分は賛成しないという消極的な立場を示しています。

二、「 総合的に判断して」は期待しないでということ

大抵の場合、次にくる回答は、「自分は何とかしたかったのですが本部(保証協会が悪役になる場合もあります)が、ウンと言わないので今回は残念ながら見送らせていただきます」と慇懃無礼に断る道筋を辿ることになります。

三、こんな言葉にも裏があります

(1) 「仕方がありませんですね」
これが最後の協力ですよということを示しています。「融資は出来ませんが定期預金を崩してもいいです」この2つの言葉は、最後通告です。この次はありませんよということですから、早めに次の融資先を見つけておく必要があります。

(2) 「お取引の状態をもう少し見させてください」
これも断りの言葉ですから、期待して待っていても、全く見込みはありません。

(3) 「短期借入金を1回返済してください。返済していただければ、2、3日中に新規の融資を行います」
これも要注意のお言葉です。貸し剥がしは短期借入金で発生します。返済しっぱなしで、次の融資が無い場合も多い。

(4) 決算書提出後に金利アップや保証人増員、根抵当権極度アップ等を要請された場合も銀行が、警戒態勢に入ったことを示しています。

(5) 「一度、来店し支店長に会ってください」
厳しいお言葉が待っているはずです。

(6) 「無理にとは言いませんが、やっていただくと助かります」
言葉は丁寧ですが、基本的には強い要請と考え協力することが無難です。本音を探りながら銀行員のお言葉に一喜一憂する日が続きます。

※上記の相談は、当事業所に寄せられる数多くのご相談の内の一つです。当事業所では、様々なケースのご相談を承っておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

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